小学校・中学校のお子さんがいると、引っ越しを行う際には転出・転入の手続きが必要になります。
学区内引越であれば環境は変わりませんが、そうではない場合子どもの環境は大きく変わります。
どんな流れで行われるのか、一例をご紹介したいと思います。
小学校の転出・転入手続き
1.引越2ヵ月~1か月半前くらいに学校に連絡する
この時期に引越をする旨を、担任に連絡帳で知らせました。
電話がかかってきて、事実の確認があります。
その後、転校手続きについて簡単に説明がありました。
2.学校向けに転出届を出す
転校1か月前くらいになったら、転校先の住所と学校名、転校する時期を書いて学校に提出をしました。
3.転校前に転校先の学校に連絡をする
必須ではないのですが、転校先の学校に転校する旨を伝えるとよいでしょう。
転出した際にどのような手続きを踏めばよいのか教えてもらえます。
また、学校側にも「転校生が来る」ということを知ってもらえて学校側の準備ができるので、連絡をするようにしましょう。
4.学校から必要書類をもらう
学校から、転校関係書類(在学証明書、教科書給与証明書)を受け取ります。
5.転出届・転入届を出す
引っ越す際に転出・転入届を出しましょう。
転出届の提出は、引っ越しの2週間前から可能になります。
その際に、在学証明書など転出先の学校で貰った書類を提示します。
また、転入届も引っ越し後2週間以内に提出となっていますが、小中学校の入学手続きは転入届を出さないと貰えません。必ず早めに転入届を出すようにしましょう。
「転入学通知書」が発行されるので、転校関係書類とともに転入学する学校へ提出します。
5.転入手続きをする
転入届を出し、転入学通知書が発行されたら、学校へ電話連絡をしましょう。
転入に必要な手続きを学校にて行います。
日程と時間を決めたら、転入学通知書と転校関係書類(在学証明書、教科書給与証明書)と共に持参し、入学の手続きをしましょう。
その際は、学校の雰囲気を知るためにも子ども同伴で行くことをおすすめします。手が空いていれば、先生が学校を案内してくれることもあります。
また、転校すると学校によって必要なものが違ってくるため、色々買い足すものが出てくるかと思います。購入先はもちろん、特に購入店の指定がない場合はAmazonなどで買い足しておきましょう。
購入する必要がある可能性の物
購入する必要が出てくるものは、体操着や赤白帽、内履きなど。
公立でも「指定の体操着ではないといけない」というパターンがあります。
内履きに関しては、学校によって、バレエシューズのようなタイプはだめなど細かい規定があることも。
また、くたびれてしまった学用品(筆箱、色鉛筆、クレヨン、のりなど)も、この機会にリニューアルさせちゃいましょう。
入学までに行っておくとよいこと
新しい小学校に入学するまでに行っておくとよいことはこんな感じです。
- 不足物のチェック、くたびれたもののリニューアル
- 学校から家までの通学路をチェックしておく
- 散髪
特に2は重要です。
意外と子どもは道を覚えない! 住宅街の中を通るなど、通学路がちょっと分かりにくい場合は、何度か親子で歩いてみましょう。 (うちは転校2日目、子ども一人で歩かせたら見事に迷子になりました…) その後は、Googleマップなどで地図を印刷して、分かりやすくマッピングしたものを渡すのもよいでしょう。
こんな感じで準備をして、転校当日を迎えましょう。
引越時期ですが、やはり長期休みを挟んだ方が準備が楽だと思いました。 引越の準備・荷ほどき・学校の準備などやることが多いので、休みの期間が短いと正直親子共にてんぱってしまいます。書類提出や給食費や教材費のための口座開設、不足品の購入などやることは盛りだくさんです。