恐竜好きの聖地!福井県立恐竜博物館見学&発掘体験をしてみたよ

息子2が恐竜を好きになって早3年。

恐竜好きの聖地といえば、福井県立恐竜博物館です。

息子2からも行きたい行きたいと言われていたし、彼の恐竜ブームが冷めないうちに一度行きたいなと思いつつ遠方故に旅費に頭を悩ませていたのですが、そんなことを思っていたら夫が今年の夏休み思い切って2泊3日で予約!福井へ恐竜旅行に行くことにしました。

しかも、ちょうどこの夏に上映されていた騎士竜戦隊リュウソウジャーの映画のロケ地も福井県立恐竜博物館!

公開日当日に映画を見に行ったこともあり、ちょっとした予習にもなりました。

恐竜博物館にますます熱い思いを抱きつつ、忙しかった夏休みも気が付けば最終週。待望の福井旅行へGO!

目次

福井県立恐竜博物館に到着

初日は移動日で夜にホテルに着き、2日目に待望の福井県立恐竜博物館へ!

外にオシャレな恐竜のオブジェがありました。

名前の石碑も恐竜が乗っています!

福井県立恐竜博物館の外観

早速ワクワクしながら中に入ってみました。

近未来的な館内

入口でチケットを購入&見せて入場。大きなエスカレーターがあり、展示の会場に連れて行ってくれます。その風景がちょっとおしゃれで、さすが福井県立恐竜博物館。

福井県立恐竜博物館の化石が埋まる地層

メインフロアまでの通路は、こんな感じで化石が埋まっている地層などが展示されていて、恐竜博物館に来たのだなと感じさせられました。

福井県立恐竜博物館の見どころ

動く大きな恐竜

福井県立恐竜博物館の動く恐竜

メインフロアにいるめっちゃ動く恐竜が最初のみどころです。写真撮ってもこの通りぶれる…。音声とともに動いていました。なかなかの迫力!この恐竜を取り囲むように展示がされています。

たくさんある恐竜の骨格

福井県立恐竜博物館の展示

たくさんの恐竜の骨が展示されていて、恐竜好きにはたまりません!

「これは○○の骨、これは○○」とスラスラ答えている息子2、すげー!!!

福井県立恐竜博物館の展示

恐竜たちを照らしている照明もなかなか美しいです。

フクイサウルスなど日本の恐竜の骨格が展示

福井県立恐竜博物館のフクイサウルス

骨格の展示で見所の一つといえば、フクイサウルスやフクイラプトルの骨格が展示されています。福井で見つかった恐竜の化石で展示も珍しいので、是非チェックしておきましょう。

葉っぱの化石なども展示アリ

福井県立恐竜博物館の化石

こんな感じで植物の化石も展示されています。かなり状態の良いものが残っていて、感動します。

実際に触れる・学べるダイノラボ

ダイノラボは、実際に触ったりクイズをしながら恐竜や古代生物について学べるコーナーがあります。特に子どもにおすすめです。

ダイノラボ

ティラノサウルスの歯はどちらかを当てたりできます。

ダイノラボ

アンモナイトを実際に触ることができます。質感はぜひ触って確かめてみてくださいね!

他には恐竜と自分の重さをくらべられる体重計などもありました!

映画もあり

オリジナルの内容の映画も上映されています。
広めのホールにシアターが設置されていて、不思議の谷の恐竜たちという映画を観ました。20分程度でしたが、休憩がてら観るにはちょうどよかったです。

人物の動き方が昔っぽくてなんだかおもしろかったです

福井県立恐竜博物館のレストランはおすすめ

ディノカフェ入口

恐竜博物館にあるディノカフェ。館内のカフェはこちらのみです。
かなり混んでいるのですが、訪れたらぜひ食べてほしい可愛いメニューがたくさんありました。

ジオパークキッズカレーです。ご飯が恐竜の顔の形になっています。
セットドリンクも付いてかなりお得なセットでした。

トリケラトプスの夏野菜カレープレートです。スープとサラダが付いて1,000円。トリケラトプスがめちゃくちゃかわいくて、食べるのが可愛そうになっちゃいました。

ディノカフェは予約ができる

レストラン横に予約マシンが置いてあり、予約することができます。
夏休みの昼間で3時間待ち表示だったところ、実際は1時間半で呼び出しがありました。

繰り上げ的な感じで思ったよりも早く番が来ることが多いようで、レストランの待ち時間の表示は意外とあてにならないので、注意が必要です。

お土産も恐竜がいっぱい

DENO STORE

福井県立恐竜博物館のショップは、まさかの全部恐竜グッズでした。ぬいぐるみからお菓子から本からラキューまで様々な恐竜グッズが一堂に会しているので、訪れたらぜひチェックしてみましょう。恐竜のレアフィギュアなどもありましたよ。

ちなみに、シュライヒのフィギュア・トランプ・(夫は会社の人へのお土産)を現地で購入しました

野外恐竜博物館の発掘体験は初めて来たなら絶対にやっておくべき!

野外恐竜博物館は、日本最大の恐竜化石発掘現場である勝山市北谷町に2014年7月にオープンしました。この恐竜化石発掘現場の一部は2017年2月9日㈭に国の天然記念物に指定されました。(出典:公式サイト

福井県立恐竜博物館の催しの一つに、「野外恐竜博物館の見学&発掘体験」があります。これは初めて来たなら絶対に体験してほしいプログラムです。

完全予約制で、専用バスによるツアー形式で行われます。
所要時間は約2時間。
(福井県立恐竜博物館から野外恐竜博物館は距離があるため、移動に往復40分強かかります)

[box class=”box30″ title=”野外恐竜博物館・体験料金”]

  • 大人:1,200円(10/1~1,220円)
  • 高・大学生:1,000円(10/1~1,020円)
  • 小中学生:600円(10/1~620円)
  • 未就学児・70歳以上:無料

[/box]

消費税アップ後は20円のプラスです。団体での予約の場合、一人当たり100~200円安くなります。

今日の日付から2か月後まで予約可能です。土日祝は混むので早めの予約をおすすめします

福井県立恐竜博物館の敷地内にある発掘ツアーの集合場所に集合し、バスに乗り込んで出発します。

持ち物は、軍手と飲み物。
軍手と飲み物は、集合場所で購入可能です。

当日は3台のバスが出動。バスにそれぞれ覚えやすいように「フクイサウルス」など恐竜の名前が付いています。
バスは満員で、バスには発掘のサポートガイドさんもいて和やかな雰囲気でした。

途中でこんな感じの面白い標識がありました。本当にフクイサウルスが出てきそうでドキドキします。

25分弱バスに揺られて、野外恐竜博物館に到着。

野外恐竜博物館は、「観察広場」「展示場」「化石発掘体験広場」の3つのゾーンにわかれています。

展示場の見学

展示場は30分ほどの滞在で、ガイドさんから展示場についての説明がありました。

実際に発掘をしている様子のマネキンです。似過ぎて怖いくらい。おかれている道具は、実際に使用している道具のようです。

展示場では、発掘の手順やグッズの紹介があります。発掘はともかく、様々な道具を使って行うクリーニングの作業は大変そうです…。(実際にクリーニング作業の風景を福井県立恐竜博物館内で観ることができます)

発掘現場の見学

野外恐竜博物館 発掘現場の見学

実際に発掘している様子を見学しました。かなり近くまで見ることができます。
日本で初めてワニの化石がそのまま発見されたのもこちらだそうです。

普段は20人ほどで作業しているらしいですが、雨が降ったこともあり今日は5・6名の作業員が発掘作業を行っているとのことでした。(ちなみに、発掘が行われるのは夏休みの期間のみ。古生物学や地層学を学んでいる学生がアルバイトで発掘を手伝っているそうです)

お楽しみの化石発掘体験

発掘現場の見学が終わると、お楽しみの化石発掘!30分間行うことができます。

ちなみに化石は恐竜の歯や骨の一部など、珍しいものでなければ一つだけ持ち帰ることができます。(植物・貝)恐竜の歯など珍しいものが見つかった場合は、博物館に寄贈します。(その際、博物館に寄贈者として名前が載ります)

恐竜発掘体験の現場

発掘の石は定期的に入れ替えられているそうで、ちょうど訪れた日に入れ替わったばかりとのことでした。入れ替わったばかりだと化石が見つかる確率も高くなるそうです。

軍手をはめて、ハンマーとのみで石を削ります。

  1. 石を見つける
  2. ハンマーとのみで石を削る

これを繰り返すのみです!

ただの石か化石かどうかわからない場合は、発掘体験現場に研究者の方が数人いるので、「これは化石ですか?」と聞くことができます。見つかっていくうちに特徴が分かってくるので、分からないうちはガンガン聞いてみるとよいでしょう。

思った以上に化石は転がっていて、植物の化石であれば削らなくてもゴロゴロ落ちています。10個近く化石のかけらを見つけました。

家族4人何かしらの化石をゲットして帰ることができました!みんな化石発掘がかなり楽しかったようで、次回行くなら発掘のみの60分コースにしたいなと思いました。

化石発掘が終わると、バスで博物館に戻ります。

発掘証明書

発掘証明書をガイドさんから受け取って、発掘体験は終わりました。

化石の保存方法

発掘体験でゲットしたわたしの化石

ちなみにこちらがわたしが発掘(見つけた)した化石です。

ちいさくてキラキラしているのでこちらに決めました。植物の化石は、このように黒くてキラキラしているものが多いので、分かりやすいですよ。

化石の保存方法

保尊方法ですが、(100均でもよいので)密封できる容器に入れて置くとよいそうです。日当たりの良い場所に置いておくと風化してしまうそう…。せっかくゲットした化石なのでぜひケースにしまっておきましょう!

(保存方法については、ガイドさんからも説明があります)

子連れで行く福井県立恐竜博物館のポイント

福井県立恐竜博物館の展示

日本で一番恐竜の骨格がある施設だけあって、かなりのボリュームでした。

  • 10時過ぎ:博物館到着→館内散策
  • 12時:疲れたので外で休憩&お土産を購入
  • 13-15時:発掘体験
  • 15時-16:50:食事・映画・残りの展示を見る
  • 17時退館(ホテルの送迎バスがその時間だった)

というスケジュールでしたが(前日9時間ドライブだったこともあり)終わりはかなり疲労困憊でした。

館内はかなり広いので、「無理はしない」のが一番です。未就学児連れなら連れて回るだけでも大変なはず。

1Fに展示してある「恐竜の世界」「ダイノラボ」(地球の化学)を観るだけでも良いと思います。

[box class=”box30″ title=”恐竜博物館を最短で楽しむコース”]

  1. 1Fフロアを見学
  2. 野外博物館で発掘体験
  3. お土産購入&食事

[/box]

このくらいでも十分恐竜博物館を楽しめますよ。

リュウソウジャーの映画に出てきた石板

リュウソウジャーの映画に出てきた石板

また行きたい!周辺施設も恐竜関連の施設が揃っている

福井県立恐竜博物館の展示

恐竜博物館、展示がとても良かったです。ライティングもきれいで様々な恐竜の骨格や様々な化石、地球の鉱石などの展示がありました。「魅せる」ことをすごく意識している博物館だと思います。

また、発掘体験もガイドさんがとてもよく慣れていて素晴らしかったです。
バスの中のアナウンスも上手だし、博物館内のアテンドも上手で気持ちよく過ごせました。

また、福井県立恐竜博物館のすぐ隣には、かつやま恐竜の森という恐竜をテーマにしたテーマパークがあります。

こちらには、化石発掘体験ができたり(こちらでも結構珍しい化石が出るようで、博物館に寄贈されていました)バーベキューガーデンがあったり、かつやまディノパークという実物大の恐竜のオブジェがパーク内に設置されている子ども向けの施設があり、周辺もかなり遊べそうです。

今回はかつやま恐竜の森には全く立ち寄れなかったのだけど、次回は立ち寄ってみたいな

街全体が恐竜で盛り上がっている勝山市。
恐竜好きのお子さんがいるおうちは、熱が冷めないうちに聖地を訪れてみてくださいね!

ちなみにホテルは、ホテルハーヴェスト スキージャム勝山に泊まりました。恐竜博物館から一番近いホテルですよ。めっちゃよかったのでまた泊まりたい!ホテルレビューも追って書きたいと思います。

福井県立恐竜博物館の詳細

施設名 福井県立恐竜博物館
住所 福井県勝山市村岡町寺尾51−11
TEL 0779-88-0001
営業時間 9:00~17:00
第2・4水曜日定休日
※夏休み期間や3連休などは8:30~18:00
年末年始休業
料金 【常設展】
一般:720円
高・大学生:410円
小中学生:260円
未就学児、70歳以上は無料
駐車場 あり

福井県立恐竜博物館

福井県立恐竜博物館の館内

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この記事を書いた人

東京在住、30代後半のワーキングマザー。
日々の生活を楽しく便利にするモノコトや子育ての備忘録をゆるゆる発信しています。

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