後妻業の女を観てみた。大竹しのぶの女優魂がすごい!

後妻業の女は、日本アカデミー賞で大竹しのぶが優秀賞を受賞した時の作品です。
アカデミー賞をきっかけに知って、内容に興味津々。

大竹しのぶが金持ちの老人だますんですって!後妻業って!
しかもトヨエツと一緒って!キナ臭さ満載じゃないですか!キナ臭さ満載。

ちょうどビデオオンデマンドU-NEXTでのラインナップにあったので、観てみることにしました。

後妻業の女 Blu-ray通常版

妻に先立たれた中瀬耕造(津川雅彦)は、婚活パーティーで年下の女性・小夜子(大竹しのぶ)と出会う。やがて病に倒れた耕造は他界し、後妻におさまった小夜子から公式証書遺言状を見せられた娘の中瀬朋美(尾野真千子)は、遺産は全て小夜子に渡り遺族には一切残らないと知らされる。父の死に疑念を抱く朋美は探偵の本多(永瀬正敏)を雇い、小夜子の身辺を調査するが……。

大竹しのぶは、やっぱり大女優だった

大竹しのぶの演技って、実は後妻業の女で初めてまともに観たのだけど、、、。
しおらしくなったり踊ってみたり、凄みのある啖呵切ったりともかく表情がころころ変わっていく姿は、やっぱこの人って大女優なのね…。美人でもないしスタイルが良いわけでもないのですが、「大竹しのぶ」の一挙手一投足が見逃せない。存在感がともかくすごいのです。

何も罪悪感を感じない大竹しのぶっていうか小夜子のキングオブ業突BBAな感じがさ、ヤバい。こういう人近くにいたら絶対関わりたくないなって人物像をうまく演じ切っています。

主役以外もほぼクズという異例の話

せいぜい主役と相棒くらいがクズかと思いきや、9割がヤバい人っていうなかなかナニでアレな展開。小夜子の相棒であるトヨエツ演じる柏木の癖しかない感じとか(トヨエツって昔は硬派なイメージで売ってたけど、もともと関西弁らしいし、本来はこのキャラっぽい感じなのではないか…???)風間俊介演じる小夜子の息子のこのどうしようもないチンピラ感とか、小夜子が好きになった笑福亭鶴瓶演じる山田とか、ほぼまともな人がいないこの世界の片隅で繰り広げられるあれこれよ…。本多も善人かと思いきや、全然そんなことないし。曲者のオンパレードだよ!!!

柏木と愛人のお色気シーンがやたら多かったのは、サービスカットかな?

小夜子が父親を殺したのではないかと疑う朋美と小夜子の殴り合いのシーンとか、感情がぶつかり合ってよかったですよ。引き込まれました。

ラストが意外などんでん返し

ラスト直前から話は急展開!!!ここでBBAエンドか!!!と思ったら、結局元に戻ります。転んでもタダでは起きないし、また日常を繰り返すのか…という爽やかで小気味悪いエンドでした。

年老いた親の心のスキマを埋める後妻業

父親を亡くした尚子(朋美の姉)が「おとうさんをほったらかしにしていたから…」というようなくだりがあったのですが、高齢になり伴侶をなくした男親は寂しいものよね。

そんな心のスキマを埋める相手は、喪黒福造じゃないの、一緒に寄り添ってくれる(夢を見せてくれる)女なのよ!家族にとっては迷惑な話だけど、幸せな想いをしたまま亡くなるのはそれはそれでアリなのかしら。うーむ、わからない。

面白おかしく描いていますが、そういう啓発もあるのかな。

個人的には、最終ラストのシーンはいらないかなと。
小夜子復活。それでいいのかなと思ったり。

エンタメとしてはなかなか面白かった

鶴瓶と大竹しのぶのベッドシーンなど、「怖いもの見たさ」なシーンが結構あったのですが、全体的には面白かったかなと思います。俳優さんたちの演技が力強かった。

いやー人の欲って怖いですね。

ちなみに楽天SHOWTIMEでは、438円でオンラインレンタルできます。気になる方はチェックしてみてください。

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